[要約・書評]言語化が苦手な人必見!「言語化力」は自分の人生に豊かな言葉を与えるきっかけに!

マインドセット系

今日は三浦崇宏さん「言語化力」の要約・書評をしていきたいと思います。

・就活で自分の言いたい事が上手く伝えられない
・日常生活で”言葉”を生業にしている
・とにかくエモい感情を引き出したい!!


自らが発する言葉にモヤモヤ・違和感を感じている人には刺さるコンテンツになっておりますのでぜひ最後までご一読いただけると幸いです。

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すべては言葉で変えられる

まず前提として、三浦さんは以下3つの事を抑えるべきだと言います。

①誰もが「伝える価値」を持つ時代になった

言葉は誰しもが自由に使うことの出来る”武器”です。
言葉が持つ最大の機能は”共感”と”速度”です。その共感を得るためには、作家やコピーライターのようなプロではなく、一般人の言葉を拾った方が良いケースが増えてきています。

その代表例がSNSで話題になった「保育園落ちた日本死ね」というワードです。
普通は「保育園落ちた、残念」と書き綴る人が多い中で、”保育園に落ちた”という事実と、
”建前だらけの日本”への不満をこのワンフレーズにまとめてあるからこそ武器に昇華したのです。

この発言をしたのも芸能人でもなければ作家でもない、一般人です。
誰もが違う人生を歩んでいる以上、発言出来ない理由などないのです。

このような時代で三浦さんはこのような言葉でまとめています。

あなたじゃない誰かは、そこにはいなかったんだ。何かを言える権利があるのは、その場にいることが出来た人たちだけです。

言語化力

②言葉こそが最強の問題解決の手段である

ビジネスでは今、数字以上に言葉が求められています。

・物を安くたくさん作れば、売れる
・より良いサービスを提供すれば儲かる
・人を増やせば売り上げも上がる

これまでの日本は目標として”数字””さえあれば、それが指針となり、皆が前に進むことが
出来た時代でした。

しかし、時代が変化するスピードが加速しており、あっという間に常識がアップデートされる時代が来ています。そんな時代だからこそ、”どちらに進むべきかを決めて、断言できる人間”
が重宝されます。

「1憶円稼ごう」と「人々の笑顔を実現しよう。その指標としてまずは1憶円だ!」、
どちらが不確実な時代の指針になるでしょうか??僕は後者だと思います。

自分なりに”言葉””に出来た人がビジネスにおいて”総取り”出来る時代になっています。

③「言葉」を駆使すれば、闘わないで勝てる

ビジネスにおいてはよく”戦略”という言葉が使われます。
”戦略”という言葉をかみ砕くと、””戦いを略す”、すなわち”戦わないで勝つ方法”の事です。

三浦さんは「戦略」を戦うための考え方だと認識しているとどうしても発想が狭くなってしまうと言います。

あるマーケティングの事例においては、ある眼鏡会社がカラーコンタクト事業を始める時に、他の会社が”印象を変える”という効能で競い合っていた中で、”印象が変わらない”という事を売りにして売ったところ、それによって派手になり過ぎたくない20代後半以上の女性のニーズにハマり成功を収めました。

これは”戦わずに勝つ”という思考の典型例だと言えます。
少し思考を変え、言葉を変えることによって、結果が大きく変わってきます。

言語化トレーニング!実際に「言葉にする」方法

正解不正解がない問題の中で、自らの言語化力を高めるトレーニングは以下の4フローで
やってみるのが良いです。

①スタンスを決める

そもそもスタンスとは何か。これはざっくりというと”自分と世の中との向き合い方”です。

自分が世の中における立ち位置はどこか。社会がどう変われば自分が快適に、
ストレスなく生きていけるかを考えてみると良いでしょう。

特に、自分が熱狂しているものや、思いっきり好きなものがあると良いでしょう。
例えばチームスポーツに集中してきた人が組織論についての持論を持てたり、
アイドルオタクがアイドルにおけるビジネス構造を熟知出来ているなど、
自らの”好き”が軸となって言葉を展開しやすくなります。

それでもどうしても自分のスタンスが中々見えてこない場合には、ニュースを幅広く見ておくと良いです。そうすることで、自分が世の中に対してどういう意見を持っているか、向き合うスタンスが自ずと定まってきます。

以上を踏まえた上でまずは以下の二点を自分に投げかけてみてください。

・自分が絶対に譲れない価値観は何ですか?
・どんな社会になって欲しいですか?

②本質をつかむ

自分のスタンスが掴めたら、話すことの根幹はほぼ出来上がります。

スタンスを掴む事が出来たら、”抽象化”をして、表面的に表れている事を追いかけるのではなく、現象が起きている構造を理解する作業が重要になってきます。

そのコツとして、以下の3点があげられます。

・固有名詞を省く
・時系列を無視する
・行為と現象と関係性だけを抜き出す

これを具体例をスパイダーマンを使って示していきたいなと思います。

主人公(スパイダーマン)は、大切な人生の規範になるべき存在(アイアンマン)を失って孤独である。彼は嘘を操る敵(ミステリオ)と戦い、打ち破る。その過程で、それまでの人生の規範であったヒーローとは違う、自分が目指すべきヒーロー像を発見する。それはこれまでの自己犠牲によって世界を救うヒーローではなく、自分の人生の楽しみと、世界をすっくうことを両立しようとする道だ。
※()は固有名詞

言語化力

上の文には固有名詞もなければ、時系列の順序も含まれていません。ただ、どんな人がどんなことをしてどうなったか(行為と現象と関係性)を端的にまとめただけの事です。

属人性、詳細、時系列、個人の感情を排除すると、簡単に整理できます。

慣れるまではノートに図を書き込みながら整理してみると良いかもしれないですね!
今まで抽象化をあまりやってこなかった方は是非ノートに書いて抽象化を反復しましょう!

③感情を見つめる

②で本質を掴めたら、主観や自分自身を排除して、問題に対して客観的になれているはずです。

その次は、逆に思いっきり自分に目を向けてみることが必要です。
人の感情を動かすのは、客観的な指標ではなく、あくまで感情です。
目には目を、歯には歯を、感情には感情を、です。

本質が掴めたら、それを自分のスタンスをと照らし合わせます。その上で、そのことに対して、
自分がどんな感情を持ったかを言葉にします。

イライラしたのか・ワクワクしたのか・誰かに伝えたくなったのか・一人で大切にしまっておきたくなったのか・真似したいと思ったのか。
とにかく自分の感情がどんな風に反応したのかを冷静に観察します。

その次に、”自分がその感情を抱いた理由を考え”なければなりません。
「なぜ?」と自分の心の中に問い続けてください。多少苦しいかもしれないですが、心から納得できるまで「なぜ?」を問い続けてください。

構造化までは客観的・機能的側面が強いので、他の人と大きな言葉の差を生むことが出来ません。
常に自分のスタンス・感情を見つめ続けることで、オリジナリティが生まれてきます。

➃言葉を整える

最後の仕上げ作業になります。

料理で例えるなら、

①スタンスを決める=何を作るか
②本質をつかむ=食材選び
③感情を見つめる=味付け
➃言葉を整える=お皿に盛りつける


ぐらいのイメージです。方向は大体①~③の間で伝えたい言葉は固まります。

なので最後の微調整程度に思っていただいて構いません。

例えば、
・言い方を丁寧にする:「相手のせい」→「相手にも責任がある」
・ポジティブ変換:「もう1つしかない」→「最後の1つになった」
・自分の責任にする:「電車が事故で遅れた」→「事故で遅れる電車に乗ってしまった」
・可能性を残す:「ゲームは一方的に終了」→「ゲームはあっという間に終わってしまった」


のように、相手の残したい印象によって、別の視点から言い換えたり、ちょっと言葉の順番を入れ替えることで同じ現象でも全く違う印象を相手に与えることが出来ます。

日ごろから、読書や映画、日常会話で自分が心に残る言葉をストックしておくことで、表現の幅は格段に広くなります。

まずは、自分が心に残っている言葉を振り返ってみて、ワードセンスを再検討してみるのが良いでしょう!

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言語化苦手な人必見!「印象に残る」言葉を作る方法

皆さんもここまで読んで、言語化力を高めたいと思っていることは間違いないと思います。
ここからは僕たちがどうやったら強みのある”印象に残る言葉”を作れるか、ポイントを紹介していきたいなと思います!

①視点を上げる

自分が”平社員”だったら、”部長”の視点、”部長”だったら”社長”、”就活生”だったら”人事”の視点、つまり、自分よりも1つ上の立場で物事を見るのが有効です。

例えば、就活生が、「○○という強みを押していきたい!」と考えていたとします。一方で人事の目線からした時に、「弊社は△△の理念を掲げて、今年度からは✕✕の事業を推進していきたいと考えている。だからこそ、○○という強みよりも☆☆という強みを持っている子の方が即戦力としてのポテンシャルがある」と考えているかもしれません。

要は、自分の思考や伝えたいメッセージが、意味を成すものになっているのかどうかを検討するためには、自らよりも高い視点で見る必要があるという事です。

②領域を広げて、一般化して考える

例えば、読者モデルをやっている友達が、インスタグラムのDMでセクハラをされて大変だったという話を聞いたとします。この事象を、領域を広げて一般化してみると、

・女の子の友達→女性全体
・インスタグラム→生き様や人生
・セクハラ→悪意に満ちた行為

のように置き換えることが出来ます。すなわち、
”世の中の女性全体が人生や生き様に対して、悪意を持たれる場面が非常に多くなっている”
と拡大できます。

領域を広げて一般化する思考を持っていると、自らの言葉が特定の層ではなく、更に拡大させた層に刺さる可能性を持たせることが出来ます。

③逆張りをする

例えば、「友人が大切だ」と多くの人が言う中で、「友人は必要ない」というメッセージを唱えれば、これは明らかな逆張りです。

”友達が大切”という価値観を分かっていながらも、敢えて”友達は不要だ”という価値観をぶつけ、マイノリティの立場を取ることで、強いこと言葉にすることが出来ます。

「友人は必要ない」という意味の背景には
”もちろん日常的に遊びなどによって価値観を共有したり、迎合したりすることは非常に有意義な時間であるが、進路決定等の自らの意思決定を最優先しなければならない場では、友人は必要ではない”という裏メッセージが含まれています。

このようにエピソードの背景も踏まえ、伝えたい事を強調する際には敢えて逆張りをするのは
非常に有効なアプローチです。

僕が心に刺さった筆者・三浦さんのメッセージ

上では
・具体的にどんな風に言語化って進めていくの?(言語化のフロー)
・じゃあ実際にどうやったら刺さるような言葉作れるの?(言語化のコツ)

についてお伝えしてきました。
ここからは、僕自身が心を動かされた言葉をいくつか紹介していきます。
(絞り切れないので、一部だけ抜粋しております)

どれだけSNSでシェアされて話題が広がったとしても、それが見た人の心に刺さって行動を変えたり、価値観を変えたりするようなことがなければ、そのコンテンツには意味がない

言語化力

相手に「作業の対価」をもらうのではなく、「作った成果物がもたらす価値の対価」をもらっているのだ

言語化力

世の中は、白と黒ばかりではない。敵と味方ばかりでもない。その真ん中にグレーゾーンがあり、これが一番広い。そこを取り込めなくてどうする。天下というものは、このグレーゾーンを味方に付けなければ決して取れない。真理は常に中間にありだ

田中角栄

この言葉が刺さった理由を、せっかくなので言語化のフローに当てはめて紹介していければなと思います!

①筆者のスタンス

僕の今の経歴としては、主に就活相談×ブログです。

そこに共通する価値観としては、
”オフライン・オンライン問わず、自分というメディアを媒介して、自己認し、人生に夢中になり・熱狂してほしい!”

というものがあり、作りたい社会も同様で
”生きがいや自信を失っている人の熱中を引き出し、
誰もがやりたい事に熱狂できる社会”になって欲しいと常々思っています。

②本質をつかむ

上記の3つのフレーズをまとめて僕はこう解釈しました。

”自分の存在価値を高める為には、自分の事を支持もしなければ非難もしていない一般大衆に対してどれだけ心を動かせるかが重要である。一般大衆に対して
ブログやキャリア面談という作業をこなすだけではなく、そこに価値観や行動の変化が生まれた瞬間に初めて自らの価値の向上や対価が発生するのである”

③感情を見つめる

この言葉を初めて目にした時の感情は大きく分けて2つあります。ざっくり言うと、

・後悔
・ワクワク

の2つです。
まず後悔に関しては、三浦さんがグレーゾーンを意識してコンテンツを発信している一方で、僕はキャリア面談・ブログの両方に関して一定数のコアユーザーに焦点を絞って実施していたからです。自らの価値を高める手段を自らが切り落としていることに対しての後悔が生じました。
逆にこの後悔を踏まえてワクワクもしました。それは”まだ自分の開拓していない領域に対しての挑戦”が残っているからです。
キャリア面談に関しては、複数回面談して僕の面談の価値を理解している人ではなく、これから新しく面談していく人の開拓と、どうやってその人たちに感動を届けていくか。
ブログに関しては、どうしたらグレーゾーンに自分の存在が届くのか(SEO関連の強化)、
そして僕に関心を寄せていない人が心を動かされるコンテンツの発信をどうやっていくか。
とにかくやらなければならないことが見つけられ、そこに無限の可能性が残っていることに
ワクワクしています。

➃言葉を整える

僕の今のポジティブ感情を組み込むとこんな表現になるのではないかと思います。

”自分の存在価値を高める為には、自分に無関心な人を動かすことがキモで、そこには無限の可能性が広がっている。彼らに価値観や行動の変化が生まれた瞬間に初めて自らの価値の向上や対価が発生するが、無数のアプローチから模索していく必要があるので、自らの探求心が試される。”

めちゃくちゃ簡単ではありますが、このような形でアウトプットさせていただきました。

書評・まとめ

上記で僕なりの言語化のフローがまとめられたように、即実践できるためのフレームが掲載されているので、本に書かれているフローを重ねていくことで実際に言語化が進んでいく実感値が湧いてくる本なのではないかなと思います。

恐らく、僕の”スタンス”と読者の皆さんの”スタンス”が完全に一致することはあまりないのではないかと思いますので、皆さんが心に刺さるフレーズを抽出するという目的でも、楽しく読める本になっているのではないかと思います。

めちゃくちゃおすすめです。特に就活生は買わない手はないかと思います。
ではまた。

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