[要約・書評]selfsh(セルフィッシュ)を読んで自分主体の人生観を学ぶ

マインドセット系

今日はselfishという自己啓発本の要約をしていきたいなと思います

こんな方に読むのをおすすめします!

selfishは主にハウツーベースで構成された自己啓発本です。
筆者はselfishの考えを身に付ければ以下のような視点や力を持つことが出来ると述べています。

・大切なものが分かる
・我慢をしなくても成功がやってくる
・正当な評価を受けて昇進できる
・身の回りも生活も整えられるようになる
・お金周りがきちんと管理できるようになる
・会いたいと思っていた人たちに自然と会える
・欠点さえ武器になり、圧倒的な魅力を自分に感じる
・余裕が生まれる
・人間関係が改善される
・ストレスが無くなる

以上いずれかに当てはまった方は読むのをお勧めします。

また、500ページながらも28構成に分かれており、章ごとのウエイト自体はそんなに重くなく、チェックシートのような自己認知ワークも入っているので基本的に読みやすい文章構成になっております。

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そもそもselfishって何ぞや?

まずはselfishとは何ぞや?という所から説明していきたいと思います。

selfishは自己中とは違う!

前提、”selfish”であることは、自己中になる事とは全く異なります。

それに対して、selfishな状態とは”自分が満たされた状態の中で常に主体的な選択が出来ているという状態”の事を指します。

僕の解釈で2つの違いを説明すると、

・自己中という思考が生まれる世界観では、物事が他者のモノか自分のモノかという区別をしていて、そのパイを自分と他者で奪おうという思考が働いている

・selfishの思考の下では、そもそも自分と他人という区別をしていないが故に、パイを奪い合うのではなく、”得る”という思考が出来ている

要は、比較を抜いて自ら選択肢を選べる状態をselfishとしています。

他者思考が強い人もまずは自分の内側を満たしてあげるのが大事!

”他の人の事を優先したいから自分の事から考えるのなんて難しいよ、、、”

そう思う方もいるかもしれません。
僕自身も”他の人の為に”起点で動く場面が多々あります。

全ての思考を変える必要はないですが、”自分の幸せが他の人の幸せに繋がる”という観点も忘れてはなりません。

selfishを実現するための基本スタンスは?

ここからは、筆者の言葉を借りて、selfishであるための基本的なスタンスを紹介していきたいなと思います。

今の時代がそもそもselfishであることが悪くないという認知を持つこと

今まで、僕たちは”画一化こそ正義”という世界の中で教育を受けて育ってきました。

そのため、誰かと違うことに対してひどい恐怖感を抱いている人は少なくないはずです。
僕自身も他の人と比べて違う道を歩くときはひどい不安に襲われます。

ただ、今は”画一化”ではなく、”個々人の創造”が重要な世の中です。
正解のない中で、自分で答えを作っていくことが求められます。

しかし、いきなり正解を自分で探せと言われても難しいのは無理もないです。

まずは”自分の答えを持つことは悪いことではない”という意識を持つことが重要だと僕は思います。

自分の望みが何なのかを知り、きちんと口に出す事

”自分の答えを持つことは悪いことではない”という認識の下で、それを発信することが重要になります。

人は他の誰かと関わるときに、必ず相手から何かを受け取ろうと考えています。
自分がどんな人間で、何を求めているかを伝える事によって相手を安心させることが出来ます。

だからこそ、自分の意見を持っている人に他の人は魅了され、その分自分の欲しいものが手に入る確率もぐっと高くなるのです。

自分が意思を発信することが、巡り巡って自分の恩恵として返ってくるという視点が重要です。

selfishになることで他人を気にかけるゆとりが生まれる

selfishは困っている人がいたときに手を差し伸べないような冷たさを指している言葉ではありません。助けるためにもまずはselfishになるという観点が重要になります。

なぜかと言うと、selfishになることによって、自分のキャパを確認することができ、自分が今、他の人を助ける為にどれくらいの余裕があるのかを理解することが出来るからです。

要はselfishを突き詰めていくことで、自分のキャパが拡大でき、生まれた余裕によって他の人を助ける事が出来るようになります。

”あくまで自分の余裕の範囲内”という思考によって他の人に左右される事が無くなるのもメリットです。

ノーと言いたい時にノーと言うこと

ここが難しい人が多いのではないかと思います。
小さいころから”とりあえず勉強しなさい”のように自身の意志に関わらず強制を強いられてきた人は、指示に抵抗しない事に慣れてしまっている人が多いのではないかと思います。

だからこそ、最大の関門ではありますが、”NO!”の一言によって自分のやりたい事とそうでない事の線引きをする勇気が持てれば一気にselfishになれるのではないでしょうか?

嫌な事をする時間を可能な限り省くことで、本来の自分らしさを確立する時間を取ることができ、それが自ずと自信につながります。

・まずは自分がモヤモヤするもの、時間を割きたくないものを整理する
・それに対して嫌と言えるマインドセット

の2点が非常に重要です。

以上のスタンスを踏まえた上で筆者がselfishから学んだ事

”selfish”は先ほどのスタンスを基本にしてどうやって自分本位に変化していくのか書かれています。その中でも僕が刺さった部分を紹介出来たらなと思います。

未来という思考を捨てるという考え方

一番価値があるのは、未来ではなく現在だ。未来の幸せの為に無理をして建てた家は現在にとっては牢獄でしかない。

オクタビオ・パス(詩人)

章の初めのこの文言に心を奪われました。笑

輝かしい未来を設計するのは重要なのは百も承知です。
それによって目標やモチベーションが醸成されるのも事実です。

ただ、この本を読んで気づかされたのは、
”目標がいくら輝かしいものでもそれを作っていくのはあくまで日々のプロセスである

という事です。

何が言いたいかというと、本来人が肯定感を上げる為に見るものは未来ではなく圧倒的に現在だという事です。

未来の事を考えていても、それを実現していくのが現在というフェーズの積み重ねである以上、日々頑張れる自分にベクトルを向けて、良い部分も悪い部分も自分を愛していこうと再認識できたのは非常に大きい収穫でした。

未来を切り捨てるというよりかは、未来を考える時間を減らして今を楽しむという方が意味合いとしては合っている気がします。

就活に当てはめて言うなら

”理念のような将来のゴールもそうだけれども、それを体現する為に日々何をするのかまで理解することが、日常から自分を強くしてくれる”

という事です。

深さ×広さが自分本位を作る

selfish内では

・細部にこだわりつくす
・いっさい多めに見ない
・自分の感受性を高める
 …等々

質に対する拘りと、横に広げる量の拘りについて言及している場面が非常に多かった様に感じられました。

でも、自分の決断を自分本位のモノにする為にはどちらの観点も抜けてはいけないものであることが再認識できたのは大きな収穫です。

・深さは、自分の思考の根拠を強めてくれる故に自分に自信をもたらしてくれるモノ
・広さは、多分野に渡って精通している故に自分が知見を持っていると錯覚させるモノ

だからこそ深さ×広さの両方を大切にしていきます。

まとめ

”selfish”はハウツーが28章に渡って書かれているので、刺さる文章が人によって全く異なるります。だからこそ冒頭に述べた、

・大切なものが分かる
・我慢をしなくても成功がやってくる
・正当な評価を受けて昇進できる
・身の回りも生活も整えられるようになる
・お金周りがきちんと管理できるようになる
・会いたいと思っていた人たちに自然と会える
・欠点さえ武器になり、圧倒的な魅力を自分に感じる
・余裕が生まれる
・人間関係が改善される
・ストレスが無くなる

のいずれかを欲している人には、刺さる言葉が含まれていると思うのでぜひご一読いただきたいです。

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