大手人材会社の新卒社員の研修の途中レポート

仕事の学び

皆さんこんにちは、ひろむです。

入社してから、約1か月半が経ち、研修もいよいよ終盤を迎えようとしています。
今日はこれまでの研修での僕の気づきやこれからどう在りたいと考えているかを書き綴っていきたいなと思います。

まずひろむって誰ですか?という問いに関して

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今は大手人材会社に所属している新卒サラリーマンです。
本ブログで本や映画の要約や就活情報を発信したり、

OB訪問ツールであるMatcherにて就活相談を行っております。

そんなひろむが研修にどういうスタンスで臨んでいたか?

不安が出てきたら成長のサインだと自分に言い聞かせる

入社式の前日に夜中まで自己分析をしている中で、元インターン先のメンバーに言われた一言を思い出した。

”ひろむが努力し続けられるのはひろむが自分自身を不安に思い続けているからだと思う。それはひろむの強みだし、これからもひろむを強くし続けると思う。”

就活を始めるまでは今までの人生頑張ったことはほとんどが報われてきた。
そして報われた時は大体自分の納得のいく細部まで努力ができ、何より完璧主義だった気がする。

そんな過去の出来る自分を自己投影しているからこそ、僕は常に出来ないことがあれば不安に思えるのかもしれない。

ただ、これからはビジネスの世界に飛び込む。完璧主義なんて通じない世界だ。

だからこそ、僕はここで、自分が本当に欲しているものであれば、不安を感じたときには出来ない劣等感ではなく、これからの自分の無限大の可能性を感じようと決意した。

だからこそ、不安=成長のサインだと常に心に言い聞かせるようにした。

絶対に言い訳ワードを言わない

これは、4月13日からのサービス理解研修で同じグループになったメンバー間でのグランドルールとして設定したものだった。

嫌な事があると「でも」「だって」で逃避出来てしまう。社会人になり成果に重きが置かれる環境だからこそ、言い訳は絶対にしてはならない。

僕は、基本的に自分にとって都合の悪いものややりたくないものに対して自身の色眼鏡をかけないことをこの日に誓った。

プロフェッショナリズムを持ち続ける事

僕は新卒。会社の求めている仕事の本質なんて全く知らない状態だった。
今もまだ分からず模索、、、。

ただこの新人研修の期間は、

僕自身が採用のプロフェッショナルになるための基礎を築く重要な期間だと心に留めようと思った。

せめて、今スキルは持ち合わせていなくてもせめてマインドだけは採用のプロフェッショナルであるべき。

このスタンスを持ち、学生時代の自分とは決別をした。

研修中の変化や気づき

意外と自分の信念やビジョンは会社に所属しても大きく変化しない

Twitterで僕は自分自身の大切にしたい信念をアップデートし続けたいと思う。

これをツイートしたのは4月19日。言葉回しは多少異なるものの、入社する前に考えていたビジョンとほとんど変化がなかった。

それだけ自分が大切にしたい信念が新卒研修の直近2週間で変化するほど軽いものではないという事、僕自身の就活を終えてからの期間がいかに重みのあるものであったかを再確認できた。

これからも、外部からの偏見で見られている人のやりたいを最大化していくというビジョンはブラさない。

過度な不安とちょっとの自信が自分を強くするという事

”自分は採用のプロフェッショナルだ”と自分に思い聞かせる一方で、

研修をしていく中で、自分の知らない知識、そして自分が出来ない行動が研修を重ねるごとに明らかになり、自身で描いている採用のプロフェショナルとの乖離を目の当たりにした。

在宅での研修なので、研修が終わったら一人の空間に取り残されるような感覚。

この研修で自分が本当に現場に配属されて即戦力として働けるのだろうか。

勤務が終わり、PCを閉じると毎日終わることのない不安に襲われながら、それに抗うべく読書をしたり、ブログでアウトプットしたり、研修の復習をし、1日の振り返りをする毎日が続いた。

ここで、僕が大切にしているスタンス、”不安=成長のサイン”は常に心の中に留めていた。だからこそ、

”今不安を埋めるために行動出来ている”=”成長に向けたアクションが出来きている”

と思考をポジティブに転換できた。

アクションを起こせているというちょっとの自信と、それでもなお足りないという不安のいたちごっこが、自分を間違いなく成長に導いてくれているのだと思う。

僕の中では不安:自信=8:2ぐらいのバランスが心地よい。

支配欲との闘い

研修中はグループでワークをする事が多かったのだが、

僕自身のスタンスが強いのもあり、”ひろむが言ってるから正しく見えてしまう”

という偏見を作ってしまった。

僕自身認められるのは嬉しいし、何より自分が持っているスタンスへの自信にも繋がるから自己肯定感も上がった。

しかし、本当にこれで良いのだろうか。本来の業務であれば、

・メンバーのやりたい!を汲み取った上で成果物を出す
・そもそも僕の思考の範疇なんてたかが知れているから現場では通用しないはず

のが僕の中では当たり前だと思っている。

自分の意志や考えが明確になっている仲間が集まっているからこそ、引き出せば無限の可能性にあふれているはず。そうすれば、僕の考えている事なんてほんのちっぽけだという事に気づけるはずだ。

ただ僕は、目先の成果物を出すことに重きを置いて自分のスタンスを押し通す決断をした。

これが正解かどうかは分からない。

ただ、これが本当に採用のプロフェッショナルになるにあたってすべき決断だったのか。もっと自分の“出来ない”を露呈させるべきだった。

”出来ない”に他の人と比べて向き合えなかったことはこれからの研修で自分を苦しめる事になるので、覚悟を持たねばと思う。

何より、これからの視点には自身と同期、だけでなく、顧客や上司も入ってくる。
”支配”<<”本音を引き出して作る”へのシフトをせねばと。

ただ、そんな後悔がある中でも、自分のスタンスに対してもっとこうした方が良いよと遠慮なく意見をくれるメンバーがいて報われた。

僕を褒めてくれる人もそうだが、それ以上に僕の考えを真っ向から疑い、

足りない部分を指摘してくれた方々、ありがとう。

皆のおかげで今の僕は頑張れています。

これからどうあるべきか

不安のウエイトを自信にシフトさせる

今は不安:自信=2:8が僕の黄金比だと先ほど述べたが、これからは対自分に向き合う時間が対他者と向き合う時間に代わっていく。

その中で、ちょっとでも関わる人を僕という存在がいるだけで安心させたい。それを実現するには間違いなく自信の比重を重くしていく必要がある。

全校生徒の前で生徒代表の挨拶をするならどちらが良いか?
・内気で話すことに不安を抱えている生徒
・外交的で自身の話すことに曇りのない自信を持っている生徒

間違いなく後者だろう。

内気で心配性な人に全校生徒の前でスピーチしている状態は避ける。
外交的で、自身に満ち溢れるスピーチを心がける。

その為に、今ある不安や心配は可能な限り払拭する。
そして新たな不安と出会い、自分を高めていく。

具体的に、今僕が感じている不安を要素分解するとざっくりとこんな感じだ

不安=対自分×対他者×対自社×対他社
 

対自分に関して

恐らく、性格上自分自身への劣等感や不安は常に感じているタイプだと思う。

だからこそ、毎日日記をつけて

・今日はこれが出来た!継続!
・これはまだ意識しないと出来ない!明日も継続!
・意識したが、出来なかった!明日は○○でやってみよう!
・意識もしていないし、出来てもいなかった!まずは意識から!

のように毎日 意識or無意識×可能or不可能マトリクスを用いて、自分の出来る、出来ないの整理を行って自分の不安と自信のバランスの調和を図ろうと思う。

対他者に関して

自分の正義を押し付けてはならない。今は圧倒的に伝える>>引き出すだが、

いずれは伝える<=引き出す、あるいは伝える<<引き出す的な関わり方を目指す。

まず第一歩として、”自分が正しいかもしれない”という観念が出てきたら疑う。

そして正しいと思いながらも敢えて話さない。これはマストでやってみる。

対自社に関して

採用・営業のプロとして、自社のサービスを愛する所から。

今も十分に好きだが、”なんでそんなに好きでいられるの?”と聞かれたときの明確な解は持ち合わせていない。仮にあったとしても会社の言葉を拝借してるだけだ。

だからこそ、僕自身の言葉で、好きを伝える。

恋愛と一緒で”○○君が良いって言ってたから俺も△△さんの事好きなんだよね”
は刺さるはずがない。

まずは、今までの研修のインプットから自社のサービスの好きな点、魅力的な点を自分視点と顧客視点で挙げる。

そこまで出来たらこれからの業務で隠れた魅力をアップデートしていこう。

対他社に関して

自社を愛し他社を愛さなければ、採用の様に他社の領域に踏み込むアプローチでは双方の納得が得られないことは研修を通して強く認識した。

だからこそ、相手の徹底的な情報収集。

勿論分析手法はある程度のインプットをする前提で、

○○な御社だからこそ、僕も一員になったつもりで頑張らせてください!

が言えるようになりたい。

常に大切にしたいスタンスは、営業マンでありながらもパートナーの採用担当でもあるという認識を持っておくこと。

そして情報収集のゴールは
・企業の基本情報に加え、戦略を理解している
・企業の採用要件に対する仮説が立てられている
◎戦略を理解したうえで御社のここが好きです!を最低1つは言える

このゴールを達成してこそ本当のパートナーシップが得られると信じて進む。

最後に

”新人賞を取る”事を目標に掲げている同期をよく見ます。

純粋に目の前の1番高い目標を本気で取りに行こうとしている同期を見ていると本当に応援したくなるし、僕自身も感化させられます。

ただ、僕は新人賞を目指しません。

その理由は大きく2つあります。

1つ目は、現状まだ新人賞を取りに行くための覚悟や行動が欠如しているからです。

ただ、僕の中では2つ目の理由の方が重要で、

2つ目は、仲の良い同期で奪い合う形になる目標に価値を見いだせなかったからです。

僕自身強い人間ではないので、比較や競争に対しての恐怖が少なからずあります。

だとしたら、新人賞のように社内で凌ぎを削る目標に対してストレスを感じるよりも、目の前の顧客の満足度や数値目標のように自分で無限に作り出せる成果を追い続ける方が自身の幸福になり、それが巡って他の人への幸福に還元できるのではないかと考えました。(ハートドリブンという本の影響が強いかもしれないです)

だからこそ僕は新人賞を追わない。

自分の目の前の成果が巡り巡って還元されたら嬉しいな程度です。

”○○を受賞したひろむ”ではなく、
”あの頑張ってたひろむが○○受賞したらしいぞ!”

と認知されたら嬉しいなと、密かに思っています。

まあつらつらと書いてきましたが、僕は今所属している会社が大好きです。

また明日からも頑張ろう。

大きな不安とちょっとの希望を見出しながら。

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