人生を成功するためのマインド作りは「夢をかなえるゾウ」で!

マインドセット系

「夢をかなえるゾウ」という本が生き方を豊かにしていくために刺さる言葉が多く載っていたので,紹介させていただきます!

・自分の人生や生き方に行き詰っている人
・将来が不透明で毎日がネガティブな人
・身近なものから成功体験を積んでいきたい人
・何より人生をプラスの方向に持っていきたい人
 
等々…

には刺さる本になっていますので紹介していきたいなと考えております!

「夢をかなえるゾウ」の概要

夢をかなえるゾウでは,「僕」が一人称の主人公と「ガネーシャ」という神様のやり取りによって,物語が進んでいきます。物語の中では,ガネーシャが課題を課し,その課題の意図を汲み取った上で主人公が着々とこなしていきます。

この課題が私たち読者もすぐに実践できるものばかりなので,読む→実践するのサイクルで学べて,インプットの質が高められるのがこの本の良い所です。

登場人物紹介

①僕

この物語の主人公。職業はそこそこ名の知れた会社のサラリーマン。一人称は「僕」。自分の事を「普通の人間」と思っている。普通=誰でもなれるから簡単だという価値観を持っており,華やかな生活や成功に対しての憧れを抱く。友人の紹介で潜り込んだ有名人が集うパーティーで自分の現状を目の当たりにし,自己劣等感がピークに達したことで置物であったガネーシャに対して「成功したい!」と泣いて懇願する。

②ガネーシャ

ゾウの置物の姿をした神様。「僕」の変わりたい気持ちに感化され,支援することを決意する。
「僕」に数々の課題とその意図を伝えること変化をもたらしていく。
関西弁がデフォルトで,私利私欲な面を持つ一方で,「僕」の為に体を張る面もある。
成功するためのマインドを教えてくれる存在である。

ガネーシャの課題と名言

そんなガネーシャの課題は,一見しょうもなさそうなものもありますが,意図を踏まえると心を動かされる場面が多々あります。その一部を抜粋して紹介していきます。

①「まっすぐ帰宅する」という課題を課された「僕」に対して

既に課題を多く課せられている「僕」に対して,ガネーシャはもっと早く帰ってきて,課題や自らのやりたい事を進めるように助言します。しかし,「僕」は同僚から飲みの誘いがあると,直帰することが難しい事をとガネーシャに伝えます。その時にガネーシャは以下を主人公に伝えます。

「世の中のほとんどの人間は『反応』して生きている。親から言われて勉強したり,上司から言われるからこなしたり,とにかく反応したまま人生を終える人が多い。それで自分の人生が手に入れられる訳がない。全部自分で計画して,その計画通りになるように自分から世界に働きかけていくのが重要だ。」

「会社が終わったから自由に遊んで良いという訳ではない。むしろ逆。会社が終わった自由な時間は,自分がこれから成功していくために『自由に使える一番大切な時間』だ。」

「僕」の「飲み会に誘われたから行く」という行為は同僚に対しての「反応」です。
仮に「人脈を広げる」や「知識を得る」等,飲み会によって何を得たいのかが分かっていたのならば,ガネーシャも飲み会を止めなかったでしょう。
あくまで「受ける」のではなく,自らが選択的に「得る」場面を増やしていくことが自らの成功に近づく事をガネーシャは伝えたかったのでしょう。

皆さんも自分が今消費している時間が「反応によるもの」なのか,「自らが主体的に選択しているもの」なのか,ぜひ考えてみてください!

②「夢を楽しく想像する」という課題を課された「僕」に対して

ガネーシャが宝くじの2憶円の当選くじを「僕」に渡します。(実はダミーなのですが笑)
当選くじを手に持った「僕」は,2憶円あったらハワイに行って,車買って…等々2憶円をどう使うか胸を高鳴らせます。そんな2憶円の使い道を心から楽しんで考える「僕」に言ったガネーシャの言葉を要約しました。

「よく『夢は思い描けば実現する』と言う。それは確かに正しい。ただ捉え方の違いによって,『夢を思い描かないといけない』と考えだす人がいる。その考え方は親や周囲の期待に応えようとして無理やり考えているのと似ている。そんなタイプの人は,夢を想像するのにプレッシャーを感じる。
ただ,本来の夢は違う。誰に言われるまでもなく,勝手に想像してワクワクするのが夢だ。」

個人的には就活生の皆さんにこの言葉が届いてほしいです。
よく企業の方に「将来の夢は?」「〇年後に何したいの?」と聞かれる場面が多いのではないかと思います。これもガネーシャの言葉の,「周囲の期待に応えようとして無理やりひねり出した夢」
に近いのではないのでしょうか??

勿論,形式上必要になる場面があるとは思います。
・面接上での周囲のバイアスがかかった夢
・自分の本心の夢

はきちんと切り分けておきましょう。

もし,勝手に想像してワクワクする夢が湧かない人も心配しないでください。
夢・やりたい事は過去の成功体験と後悔経験によって作られる場合が多いです。
要はいっぱい失敗して成功体験を積めれば大人になっても夢は浮かんでくるものです。
ワクワクする夢が浮かばない方は,まずは目の前の事に全力投球してみるのが良いでしょう。

③「求人情報誌を見る」という課題を課された「僕」に対して

ガネーシャが「僕」のお金で散財したことで,生活が苦しくなってきたために,ガネーシャは「僕」に対して新たに副業させるべく面接の電話をします。その場面での「ガネーシャ」の会話の様子を一部抜粋します。

「日本のほとんどの大学生は,なーんにも仕事を経験しないまま会社に放り込まれる。自分のやりたい仕事はなんにも分からないのに,なんとなく名前のある企業を受ける。でも会社の面接ではまるでやりたい事があるかのように話す。そんな人たちは周囲の人にバカにされたくないから,それなりに名前のある企業に入って上司の命令に従う。それって『無理やり宿題やらされている小学生』みたいなものだ。」

「小学生の時を思い出してみて。自分が一番力発揮できたのは,嫌々やる宿題だった?いや違う。カブトムシどうやって獲るかとか,ドッヂボールやっている時に脳みそをフル回転させてたはず。
自分がでっかい仕事をしようと思ったら,そのカブトムシを獲っていた時の感覚を忘れてはいけない。自分の能力が高くても,嫌々やっていたら小さい仕事しか出来ない。」

要は,成功するためには熱中が必要だよねって話です。
好きでなくてもそれが出来てしまうような天才はごくわずかです。
最期に成功出来るか出来ないかの分かれ目になってくるのは,
「自分がやっていることが好きであるか」これに尽きると思います。

地位や名声,肩書きを求めている人は『無理やり宿題やらされている小学生予備軍』です。

本当の成功・豊かさを手に入れる為には,
・どんなものに熱中できるか?
・どんな瞬間に熱中できるか?
・誰といると熱中できるか?


と自分の内に秘めた『カブトムシ獲り的なエピソード』を振り返ってみてください。

まとめ

一部ガネーシャの課題と名言をまとめました。しかし,この本には26の課題が載っており,各課題において上記のような言葉が綴られています。

・本によって心を豊かにしたい方
・自分の人生を変えるような一言に出会いたい方

・自分の人生や生き方に行き詰っている人
・将来が不透明で毎日がネガティブな人
・身近なものから成功体験を積んでいきたい人
・何より人生をプラスの方向に持っていきたい人

要は,万人に刺さる本になっています!!

興味を持った方はぜひご一読ください。ではまた。

↓買いたいと思った方はこちらから↓

↓kindle Unlimitedなら30日間無料で本が読み放題↓

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました