今回は、松岡修造さんの「弱さをさらけ出す勇気」から、僕が皆さんに届けたいメッセージを一部抜粋してお伝えします!
概要と要約
①「弱さ」を武器にせよ

・「弱さ」とは人生を拓く「きっかけ」のことである
「本当にやりたいことがわからない」という人が多いですが、スポーツにおいても仕事においても本当に自分が向いているもの、本気で打ち込みたいものを見つけるには多少の遠回りはあるかと思います。
僕たちが今までやってきたことで、無駄になることなどひとつもありません。
全て僕たちの財産になり、後々に生かすことが出来ます。
松岡修造さんは幼いころに水泳をやっていましたが、自分の心の弱さから水泳を辞め、テニスの世界に転向し、成功を収めました。
結果的にではありますが、これは松岡さんの「弱さ」があったからこそです。
今の自分を変えるきっかけになるなら、「弱さ」もある種自分の武器になります。
・「好きになる力」が続ける力の源
松岡さんはテニスを始めた当時は度々父に辞めるように言われてきました。
しかもお兄さんは松岡さんと違って天才肌のプレイヤーでした。
それでも、松岡さんはテニスを辞めようと思ったことは一度もなかったそうです。
それは、テニスが好きだから。
いくら周囲にセンスのある人がいようと常に好き・熱中の精神で努力を継続できたのが松岡さんお強みです。
やはり何事も本気で楽しんでいる人には適わないですね!!
・ビリは伸びしろトップ!
「自分には生まれつき才能がないから、努力して無駄だ」と考えている人も多いと思います。
しかし、それは単なる思い込みです。人は変われます。
それは「頑張る」という根性論に加え、正しい手法を取っているかがカギになります。
もし今、何かでビリになっている人は、とにかくその状況を楽しんでください!
なぜなら、正しい努力をちょっと重ねるだけで、他の人よりも伸びしろがあるからです。
伸びしろに関していえば、ビリはトップです!
②夢は「つくる」もの

・「夢が無い」は悪い事なのか
「将来やりたいことが分からない」なんて思っている方が多いかと思います。
勿論、夢はある方が良いに決まっています。でも、「大きな夢を持て!」と言われても中々難しいかなと思います。
そんな方はまず、目の前の小さな目標を作り、それを達成するための努力を積み重ねてください!
「毎朝○○時に起きる!」そんな些細な目標でも構いません。
とにかく「自分のため」にやっていることでないと、本当の面白さを実感できないので、
是非自分主体で、「好きか嫌いか」の判断軸を意識してほしいと思います!
・「嫌なこと」を「チャレンジ」に
仕事を”やらされている感”が強い人にぜひ読んでもらいたいです。
これはハーフパイプの平野歩夢選手の言葉を抜粋したものになります。
「嫌なことを位続けると、自分の可能性が見えてくる。それを証明できた。」
センス抜群タイプの平野さんにとっては、ハーフパイプは「楽しいもの」であり、元々はあえて嫌なことをやるタイプではありませんでした。
しかし、自らあえて嫌なことに対して積極的に取り組むようになってから、一層成果が出てくるようになったそうです。
とにかく「嫌なこと」を自分から進んでやってみましょう!
「嫌な事」は「良い事」でもあります。
自分が嫌な事を積極的に消化していくことで、自分の「好き」の幅が広まります。
めんどくさい事が来た時には「あ、自分これから成長するんだな」とぜひ楽しんでください。
・「自分がやりたいこと」なら迷わずGO!
「やりたいことがあるけど、親にダメって言われた」
「挑戦して失敗したら笑われるんじゃないか」
こんな風に思ったことがある方は少なからずいるのかなと思います。
しかし、結局周囲の人は「他人」でしかありません。
時には家族でさえも、勝手な事言うときもあります。
人の意見や評価ほど曖昧なものはありません。
だからこそ、自分の考えや信念を貫き通してください!
・幸せを決めるのは自分
世の中には「何となく」で生活している人が大半だと思います。
だから、何か一つでも「好き!」というものを見つけられたならそれはかなり幸せな事です。
心の中でガッツポーズしてほしいくらいです。笑
そして、極論自分自身が幸せならそれで良いのです。
自分のし合わせのモノサシは自分で決めていきましょう!!
③崖っぷち、ありがとう!

・ベストを尽くして負けることは悪い事ではない!
大事な試合に負けた。
勉強や仕事でライバルに差をつけられた。
皆さんもそんな経験があると思います。
そんな瞬間、自分に後ろめたさを感じ、モヤモヤしたことはないでしょうか??
その状態になれれば、OKです!!
モヤモヤするのは、自分で何が正しいか分かっているからです。
だから、モヤモヤしたら自分が変わるチャンスだと思ってください!
本気で勝負して失敗して生まれたモヤモヤなら尚更です。
本気で挑戦しての失敗ならば、それまでとは違う発想力がどんどん出てきて、新しい発見がたくさんあるはずです。
・「~したい」から「~する」で自己変革
「~したい!」を口癖にしている人は意外と多いのではないのでしょうか??
これが結構よくないです。
「~したい!」はあくまで、願望です。具体的に実行するかどうか再現性がありません。
一方で「~する!」は断定です。実際に実行するときに使います。
だからこそ、やってみたいことがあれば「~します!」と宣言してみてください。
そうすることで、自分自身の中に義務感が醸成され、実際に行動する方向に向かいます。
「~したい」は守り、「~する」は攻めです!
・本当の自分を表現できないあなたへ
試合に負けてみっともない、試験に落ちて恥ずかしい…といった思いが強いのなら、
「自分が闘う相手が誰なのか」を見つめなおしてみましょう!
あなたには負けてはいけない相手が一人います。それは誰でしょうか??
そう、それはあなた自身です。
自分に負けないで闘う、とはベストを尽くすということです。
「こんなことも出来ないんだ」と思われるのが怖い人も多いかと思います。
しかし、自分を取り巻く状況がマイナス方向に変わることはほとんどありません。
むしろ、「出来ないのにこんなに頑張っているんだ」と好意的に捉えてくれる人の方が多いです!
自分が周囲から過大評価されているからこそ、弱さを見せられない。
その考えがあるなら、すぐに改めてほしいです。
自分の本当の心は時に自分でさえ分からないです。だからこそ、他の人に弱さをさらけ出して、
本当の自分を知りましょう!!
・落ち込んだ時は「WHY?」よりも「HOW?」
良く自己分析で「WHY?」が大切だと言われますが、落ち込んだ時に大切なのは「HOW?」です。
とにかく原因追求ではなく、解決策をバンバン出すことです。
それによって自分がやる手段が可視化出来て、改善できる姿を想像できるのでリカバリーがしやすくなります。
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➃本気になるのはカッコいい

・苦しい時ほど、笑ってごらん
中々成果が出なくて苦しい時ほど、自分の成功している姿を想像してください。
ぼんやりと思い浮かべるだけでなく、細かな状況や場面までよりリアルにイメージすることがポイントです。
・マイナス言葉が出てきそうになったら「ストップ!」
「むかつく」「うざい」はやる気のない自分をごまかして、誰かのせいにする言葉
「微妙」「どっちでも良い」は考えていることから逃げている言葉
「でも」「だって」は自分の失敗を認めたくない、反省したくないという気持ちから出た言葉
「出来ない」「無理」は何かに挑戦する前から諦めている時に出てくる言葉です。
このようなマイナス言葉を口にすると、ネガティブな気分が周りの人にまで伝染して、全体にどんよりとしてムードになります。
それが巡り巡って自分に返ってくると、ますます自分の気持ちは後ろ向きになります。
だからこそ、マイナス言葉が出てきそうになったら、心の中で「ストップ!」と歯止めをかけてください。自分がこれ以上ネガティブ思考のループに入らないためにも。
・理性を失うほど熱中しているか?
「狂う」には「心が乱れる、平常心を失う」といった意味があるのでよくネガティブに使われる場面が多いです。しかし、松岡さんは「理性を失うほど熱中している、夢中になる」と捉えています。
すなわち、自分のやりたいことに集中でき、本当の自分になっている状態です。
諦めないで熱中できる自分を発見し、「本当の自分はすごいんだ」と思えるようになれれば最高です。その為にはいったん自分を追い詰めてみることも重要になります。
「もし諦めていなかったらどうなるか?」を知っておくのが強い自分を作るのには重要です。
・「真剣」になっても「深刻」にならない
真剣になっているうちに「いくらやっても駄目だ」「もう無理、限界」というタイミングが来ます。これは真面目な人がなる印象があります。
真面目な人ほど、今の自分の目の前の事だけ意識が向いているからです。
何も、命がなくなる訳ではないです。真剣に取り組む必要はありますが、深刻になりすぎないように。
⑤心のエクササイズ実践編

・「やばい」と思ったらガッツポーズ
やばいという感情の奥には焦りがあります。焦りの奥には不安があります。
突き詰めると、本当にちっぽけなものに行きつくことが多いです。
やばいという感情はちっぽけで、感謝や楽しさで打ち消すことが出来ます。
だからこそ、焦りや不安で緊張してきたときには
「よっしゃあ!」ガッツポーズです。
自分が緊張している様子を楽しみ、成長の機会だと思って感謝してみてください。
そうすればほら、逆境を楽しめるようになるはずです。
・怒りの理由を知る
人間は、想像力をどこまでも広げていける生き物です。だから、状況が悪い時も良い時も何かしら不安に抱えてしまうのです。
それをどうやってコントロールして状況をプラス方向に捉えていくかが、「成功できるか、出来ないか」を分けるポイントの一つになります。
スポーツや仕事の世界では、状況をマイナス方向に捉えると勝てません。
成功している人たちは、マイナス方向に捉えない人たちです。
勿論、その人たちにも心の中にマイナス思考が絶対に出ているはずですが、それを選択しない人たちなのです。
終わりに
今回の記事では、失敗した時に自分とどう向き合う、または成功に向けてどうマインドをプラスに持っていくかの心構えを紹介しました。
皆さんも、自分が何か大きな壁にぶつかったときはこの記事を思い出してください。
「弱さ」をさらけ出して、進化していきましょう!!
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