就活にも転職にも役立つ自己分析のやり方~漫画自己分析~

中途転職

皆さんは自己分析したことありますでしょうか??
モチベーショングラフ、自分史、ストレングスファインダー、メモの魔力、絶対内定…
様々な自己分析ツールが存在します。

就活の選考に役立つ自己分析は以上のツールを使っても可能です。
しかし、自分が本当に大切にしたい価値観、信念を見つける時に、もっと簡単に自己分析が出来るツールがあります。

それは「漫画」です。

え、漫画って読むだけでしょ??って思った方が多いかなと思います。
それだけだと勿体ない!これからどう漫画を自己分析に活用していくかを紹介していきます。

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そもそもなんで漫画が自己分析ツールになるの??

皆さんが驚いているであろう、なぜ自己分析に漫画を用いるのか。その理由をお話していきます。

①漫画は感情の変化が描写されているツールであるから

これはイメージしやすいでしょう。漫画は感情の変化が緻密に描写されています。主人公や登場人物の喜怒哀楽、それによって伴う行動の変化が見えるのが漫画の特徴です。

②感情移入するシーンには自分の過去の経験を投影する傾向にあるから

一概に全部、とは言えませんが、私たちが漫画の中で印象に残っているシーンは、
単純にカッコよかったから、可愛かったから、感動したから、だけではなく、
共感感情移入が少なからず孕んでいます。(僕の勝手な考察ですが)

自分と似ているバックグラウンドや価値観を持ったものに共感してしまいます。
だからこそ漫画の印象に残っているシーン≒自分が無意識に大切にしている価値観
という認識です。

じゃあどうやってするの??

以上の説明で、漫画で自己分析が出来ることは何となく分かってくれた方は多いのではないのかと思います。では、ここから実践に移っていきます!

①漫画で印象的だったシーンを上げてみる

この漫画が印象的だった、だけではなく、その漫画のどのシーンが印象的だったのか、出来るだけ具体的に思い出してください。

②なんでそのシーンが印象的だったのかを考える

このシーンはなぜ、自分の心に残っているのか考えてみてください。
具体的に登場人物はどのような感情を持っていて、どのように振舞ったのか、その結果どうなったのか、その漫画の中の言葉を用いても良いので、鮮明に思い返してみると良いでしょう。

③そのシーンを自分に投影する

そのシーンで印象になった場面が②で具体的に振り返れているはずです。
実際にそのシーンで起きた感情の変化が自分の過去の経験に無いかどうか照らし合わせてみてください。

・もし自分の中に似た経験があれば、自分の価値観が漫画によって言語化されている状態です。
・もし自分の中に似た経験が無ければ、自分がその経験をしたい、という渇望が少なからずあると思います。

実際に僕がやってみました…!

最近、僕は鬼滅の刃にドはまりしています。笑
その中でも、上弦の一の鬼である黒死牟のシーンが好きです。
まず、鬼滅の刃の前提情報として、「鬼殺隊」呼ばれる鬼を狩る手段と、「鬼」が登場します。鬼は基本的には元は人間で、鬼の始祖に血を分けてもらうことで鬼に変化します。

①なんでそのシーンが好きなの??

黒死牟は弟と2人兄弟で、侍の家に生まれ育ちました。
黒死牟は兄としての寵愛を受けて育ちましたが、実際には弟の方が侍としての力は圧倒的に優れており、常に弟に対しての煮え切れない嫉妬心を抱いていました。一方で弟は兄を非常に慕っており、幼少期に黒死牟からもらった笛を大切にしていました。

このタイミングで兄を憚って弟が失踪し、一層嫉妬が強まりました。

そのまま黒死牟は成人して侍になり、妻と平穏な生活を送っていました。
ある日、侍の任務の最中に鬼に襲われ、部下は全滅し、残ったのは黒死牟だけでした。
そこに鬼殺隊に入って格段に剣術に磨きがかかった弟に救われ、数年の間蓋をしていた嫉妬心に再び火がついてしまうのでした。

その後、黒死牟はその嫉妬心をはらうべく、妻や侍という役職を捨て、鬼殺隊に入りました。
しかし、そこでも弟に対しての嫉妬は収まらず、鬼になることで弟を超える決断をしました。

鬼になって数十年が立ち、老人に変わり果てた弟との再会。

しかし、鬼になっても弟には敵いませんでした。弟はその闘いの最中に寿命を迎えました。
死ぬ間際まで自分の前に立ちふさがる弟に対しての怒りで弟の体を切り刻むと、弟の懐から幼少期に渡した笛が出てきます。そこで黒死牟は涙を流してしまいます。

弟の死から数百年が経ち、世代の変わった鬼殺隊の中で、黒死牟は鬼として進化し、異形となります。

しかし、刀に映った自分の姿を見て、「自分のなりたかった姿」とは本当にこれだったのかと疑問を持ち始めます。

最終的には「弟になりたかった」というセリフの元、自分が鬼になってやったことは本当に正しかったのかという後悔に苛まれながら死を迎えました。そして懐にはかつて弟に渡した笛が。

※前提が多すぎて簡潔に話すのが難しいので、ぜひ漫画を一読いただけると嬉しいです。笑

僕がこのストーリー・シーンから共感できた部分で言うと
・他者比較が膨れ上がり、嫉妬にまで大きくなってしまったこと
・実際に嫉妬が発端となって下した決断は、自分の今後を大きく動かし、後悔に繋がる可能性が高い
・自分が嫉妬心や比較による劣等感を感じている中でも、相手は調和を求めている可能性は大いにある


といったところです。
ここでは省略しますが、僕も小さいころから何においても二番手に甘んじる機会が多かったので黒死牟の価値観にはめちゃくちゃ共感できました。
実際に僕はこの漫画を読んで価値観の再認識、もしくは改善しなければと思ったところで言うと、

・嫉妬ではなく、敬意という感情で接すれば相手との関わり方が変化するのではないか
・まずそもそも、他者比較ではなく、自分にベクトルを向けよう


です。だから僕は他の人と比較しそうになったり、嫉妬心に苛まれたりする時は鬼滅の刃のこのシーンを思い返すようにしています。

※今回は省略していますが、過去の自分と照らし合わせる作業は必ず行ってください!!

最後に

漫画は自分の価値観を絵・もしくは言葉で上手く表現させた投影だと思ってください。

絶対内定やメモの魔力みたいなシステマチックな自己分析では見つけられない、自分が本当に大切にしたいポータブルな面を認識するには漫画自己分析はかなり有効です。

ではまた!!

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