【要チェック!】通過する応募書類の書き方をエージェントが伝授!

中途転職

本日は通過する応募書類の書き方をエージェントの法人営業担当の私がお伝え出来ればと
考えております。

エージェントのCAは企業側との接点が無いため、生の書類通過の声をいただくのは営業担当です。法人営業の観点から、お見送りや通過になる応募書類の傾向をまとめたので要チェックです!

職務経歴書でよくあるNG例

写真に清潔感が無い

職務経歴書の写真、意外と重要です。
求職者の方まで開示がされないケースも多いですが、意外と写真の清潔感で選考官は判断している場合があります。(特に採用要件に経歴ではなく、人物面を重視している企業様に多いです)

特にコロナ渦で対面での面接が無い企業もあるので、ぜひ細部からこだわっていきましょう。
少し手間はかかりますが、証明写真用の撮影機等を使って、ビジネスに適した服装(スーツやビジネスカジュアル)にて撮影しましょう。

よくあるマイナスポイントになりがちな写真の例
■縦横反転になっている
■自撮りの写真を使ってしまっている
■髪がボサボサ(男性であれば髪の毛は分ける、ないしは後ろに上げましょう)
■髭が伸ばしっぱなしになっている
■不愛想な表情になっている
(笑顔にする必要はございませんが、口角を上げた写真の方が好印象です)

誤字脱字が入ったままになっている

担当のキャリアアドバイザーに職務経歴書を提出したものの、それで職務経歴書は完璧な訳ではありません。中には添削をしっかりせず、誤った内容のまま企業に提出されてしまうケースが多いです。
よくある間違いを以下に記載したので、間違いがないか再度確認してみましょう。

よくある職務経歴書の誤字のケース
■現職の給与試算のミス
(面接が進んでいく中で現年収の記載にミスがありお見送りになる、なんてケースもあります。職務経歴書の年収を基に企業は提示年収を概算するので入念にチェックしょう!)
例:基本給×○○時間分の残業手当○○円×賞与○○円等
■年号が西暦と和暦が一緒になっている
■同音異義語の誤字
(〇初めて×始めて 等、手書きでない分誤字が発生する可能性があるので要注意!)
■テンプレートのコピペによる会社概要(業界・事業内容)や在籍期間等の誤字
 

転職サイトにあるテンプレを埋めただけになっている

転職サイトに記載されているものや、キャリアアドバイザーから紹介される職務経歴書のテンプレは非常に便利です。(エージェントを使えば、一定レベルの職務経歴書を作ることが出来ます。)

以下のような職務経歴書のテンプレをベースにまずは作ってみましょう!!

※引用サイト:職務経歴書テンプレート(Word・Excel)のダウンロードと選び方 |転職ならdoda(デューダ)

ただここで一点、注意点があります。
それは”他の人もテンプレを使っている”という点です。
要はテンプレだけでは、他求職者との職務経歴書の差別化が難しいです。

職務経歴書のテンプレは他の求職者も使っている為、内容の充実化が必要!!!

ここを直せばレベルアップ!書類通過する職務経歴書に!

転職理由を具体的に書きましょう!

複数の企業に同時に応募するとなると、個別転職理由をカスタマイズするのは手間ですよね。
ただ、選考官もテンプレ文では自社に合っているか職務経歴書の中で判断が出来ず、
やむを得ずにお見送り、なんてこともあります。
なのでまずは汎用的であっても良いので、次の会社に何を求めているのか、そしてこれまでの転職の
ストーリーをしっかりと記載しましょう。

■転職理由がネガティブなもの、かつ他責的なものであるものは、
 ポジティブ言葉に変換&自責要素を加えてみましょう!
【Before】会社での人間関係が悪く、ストレスが溜まる環境である
【After】○○を会社・部署としても推進したく、社内で複数回上長に提案したものの、
会社の人間関係による情緒的な面で改善される環境にない為、より今後は会社の事業成長の為に自分の意見が反映される場所に移りたいと思い転職活動を始めました。

■個社ごとの転職理由にストーリーを持たせましょう!
【例】
・1社目では○○を経験し、培った××(知見やスキル)を活かして2社目では△△に従事。
3社目では××を成し遂げる為に転職活動を進めております。
※個社ごとにバラバラの転職理由になっている方は、一貫性が無く、また転職されるのでは?と疑問に持たれるケースが多いです。

テンプレ+αで職務経歴書の内容をグレードアップしましょう!

先程、”求職者のほとんどがテンプレートを使って職務経歴書を作成している”とお伝えしました。
そこで、ほんの数エッセンス加えるだけで他求職者と差別化出来る職務経歴書を作ることが出来ます。
以下に数例ですが、求人票に加えると良い項目をお伝えします。

■成果だけでなく、プロセスや仕事の拘りも記載する(重要)
実績だけでは、”本当に当社でも活躍できるのか?”という疑問が選考官の中で生じます。
その成果を出すために具体的にどういったアクションを行ったのか、その仕事における工夫店、及び自身の拘りを詳細に記載しましょう。
【例】
・成果を出すために優先順位の高い課題は○○だった。その○○を解決する為に、他の営業担当がこれまでに行っていなかった△△を実施。××だったプロセスを◇◇まで改善する事が出来た。営業プロセスにおける歩留まり改善を週次で振り返り、PDCAを回す改善力はこれまでの営業で培った力である。
・着任当初、当社と顧客とのリレーション構築では、○○という関係性が多かった。そこでより優先度の高い顧客にはリレーション改善の為に週に1回△△を実施、商材ではなく、営業マン個人として選ばれる受注が××か月で、□□件に向上した。顧客との関係性に応じた深耕プランを練ることが出来るのが強みである。

■業務詳細に紐づけて身に付いたスキルレベルを記載する
文系職も理系職も出来るだけ、定量的なものを書きましょう!
正解は無いので、以下のようなものを書くのを推奨しております。

【IT系エンジニアの例】
・これまでに使用してきた開発環境と言語(年数とレベルも)
・業務フェーズ(要件定義~開発~評価・デバッグのどこを担当していたか)
・プロジェクト規模(人数や期間、その中でどういう立場だったか)

【製造業系エンジニア(設計系や開発系)の例】
・取り扱ってきた商材と、それに紐づいて活用してきた知見
・業務に使用してきたものと使用年数(CADツール/どこ製のPLCラダーか?等)
・プロジェクト規模(人数や期間、その中でどういう立場だったか)
・業務フェーズ

【営業職の例】
・どういった業界/企業/部門に対する営業か
・上記に併せて、どういった営業戦略を立ててアクションしていたか
・取り扱ってきた商材単価のものか
・既存か新規か
 

とはいえまずは応募書類のベースを作ることが大切です

上記では、応募書類の通過率を上げる方法をお伝えしてきました。

が、まずは何より正しい職務経歴書の書き方を知り、土台を作ることが重要です。
丁寧なエージェントを使えば職務経歴書の添削まで行ってくれますので、ぜひ活用しましょう!

以下に、私所感でおすすめのエージェントを紹介しておりますので是非併せてご覧ください。

【これから転職を始める方へ】エージェント経験者がお勧めするエージェントの活用方法と優良転職ツール3選
転職エージェントとして従事する私がおすすめするエージェントの使い方をまとめました!これから転職活動を始める方必見の記事になっております。

また、職務経歴書がご自身でしっかり書けるようになってきましたら、
是非ビズリーチ等のスカウト型のサービスも同時に活用していきましょう!

ビズリーチ

ビズリーチもミイダスと同様にスカウト配信型のサービスになりますが、
ハイレイヤー層からの指示が高く、導入企業が多いために良質な求人が多くあるサービスです。
こちらのサービスも職務経歴書を記載するだけで企業からスカウトが届くので、特に希望年収600万円以上の方は登録を強くおすすめします。

ではまた!!

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